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羅臼の名所
ひかりごけ
ひかり苔は古くからヨ−ロッパ各地、特にアルプスで知られています。
羅臼マッカウス洞窟のものは日本一の規模で昭和16年に発見されました。
鮮苔類に属し微細な原糸体の細胞内にある透明な細胞液がレンズの役目をし細胞液の後ろにある葉緑体に光があたり淡緑色に見えるのです。
松浦武四郎とマッカウス洞窟
松浦武四郎は安政5年(1856)5月4日の夜、マッカウス洞窟で野宿をしています。 「マカウシ(マッカウス)蕗台(マカヨ)多き義也を過ぎてチトラエに入る。番屋、蔵二棟あり、風波荒きが故上陸す。此所番屋は崩れたる故上に大なる窟の有りに入って宿す」(武四郎の手記から)
この岩にはイワスゲ、ハマナズナ、 イワサクラソウなど、紅白の花が美しく咲いていました。 その夜更にヒグマが出てきて、自分たちが捨てた魚の骨などをバリバリと喰う音が、「いと物寂しくぞ覚えた」
とあります。そのとき戯れに句を読み岸壁に記したのが以下です。
”仮寝する窟におふる石小管葦し菖蒲と見てこそはねめ”
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